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紙製・表紙貼製ファイルバインダーの単価を落とすこんな方法~

おはようございます!!ここ数週間セミナーや講座を受けて勉強中の “ 工藤 一茂 ”です。

先週の11日は〖オリジナルノベルティ〗についてのセミナーで、具体的な事案もあって非常に考えさせられる1日でした。

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この受講した内容を自分なりにアレンジして、お客様へ喜んでいただけるようにしないといけません。

頑張ります!!

 

今日は『紙製・表紙貼製ファイルバインダーの単価を落とすこんな方法~』です。

 

先日あるお客様よりお見積のご依頼をいただきました。

内容が非常に細かく記載があり、

・表紙:コート4/6 110kg

・芯ボール:NPCC28号L判

・見返し:上質紙4/6 110㎏

・金具:4穴金具NTR4-75

・印刷:オフセット4C+表面PP貼り・・・というような内容でした。

 

今まで使用していたファイルバインダーの仕様で私どもでいう競合他社様の内容をいただいたものだと思います。

 

もちろんですがここまでの細かい内容であればお見積も簡単にお出し出来ます。

 

でも恐らくこのご依頼の裏にはきっと・・・

  1. 既存の製作会社様へ何か不満?
  2. 信頼になる製作会社を探している
  3. 今の価格が適正価格なのか調べてみたい  などなど・・・

 

既存の製作会社様へのご不満がある場合は、おそらくその内容をいただけましたら解決できる方法がほとんどです。

(例えば納期が遅い・回答が遅い・伝わりにくい・・・など)

 

信頼できる製作会社かは・・・大丈夫です!

 

適正価格を調べたい・・・承知しました。

 

そこで少しでも単価を落とすことができる場合の一例です。

 

今回は表紙貼り製ファイルバインダーでご説明を。。。

表紙貼り製ファイルバインダーは印刷した紙(※印刷しない場合もあります)を芯ボールでくるみ内側に見返しを貼り仕上げます。

仕上がり写真がこれ↓

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4隅の角を見るとくるまれているのがわかります。

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そして思い切って見返しをめくってみると↓

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中に芯ボールがくるまれているのがわかります。(表紙も見返しもノリで接着されています。)

 

実はこの芯ボールですが様々な厚みがあります。

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ボールの大きさはL判(800×1100㎜)とK判(640×940㎜)に分かれていて、何号という表記をしています。

100枚の重さで号数が増えていき、号数が多いほど重くなります。

 

L判(800×1100㎜)とK判(640×940㎜)は大きさが違いますので、その大きさの分L判は重くなります。

例えばNPCC30号ボールは厚み2.22㎜L判は132㎏/K判は90㎏になります。

(※いずれも100枚の重さです)

 

そして値段はボールの枚数×重さ×kg単価で決まりますので、100枚購入する場合は軽い方が安いわけです。

同じ厚みの物であればL判よりK判の方が安くなります。

 

 

ただし、メーカーにL判はあるけどK判の用意がないものもあります。

 

A4ファイルバインダーの仕上がり寸法で横幅が長く640㎜を超えてしまう場合、又は縦幅940㎜を3等分に出来ない場合はL判を使用することになりますので、その分価格に反映されてしまいます。

 

逆に上記に該当をしない場合はK判を使用でき、仮に今まで上記の仕上がり寸法にもかかわらず、何らかの理由でL判を使用していた場合はK判を使用する方が安くなります。

 

今回ご依頼のあったファイルバインダーの寸法はK判で都合の良い寸法でした。

 

お客様のご指定がNPCC28号L判となっておりましたが、28号にはK判のご用意がありません。

その為28号であればL判を使用するしか方法はありません。

でも、その上の30号はK判がご用意出来ます。

 

ボールの厚みは28号が2.07㎜に対し、30号は2.22㎜と0.15㎜と厚くなります。

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重さは28号L判123㎏に対し、30号K判90㎏となり、ボールの仕入れ単価は安くなります。

 

芯ボールが厚み・強度が増し、価格の見直しをご提案出来る。。。

問題はないかな・・・と私は思います。

 

もちろんきちんとご説明をさせていただいて、ご納得の上でご注文をいただきます。

 

このような事で単価を落とすことができます。

 

でも絶対今まで通りでなきゃダメ!という場合はそれでもOKです。

 

そのように見積・製作をさせていただきます。

 

やっぱりわかんないや・・・のお客様は御相談ください。

 

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